メールマガジン

【青工会メールマガジン 第214号(2018/07/21)】

目次

会長挨拶 ~  第47代会長 中島 正裕
6月例会 報告 ~ ブランディング委員会 委員長 雨宮 大作
7月例会 案内 ~ ものづくり委員会 委員長 風間 健太
公開委員会「里山ハンモック」作りに参加して ~ 向山 史朗
山梨青年工業会30周年を振り返る

会長挨拶

第47代会長 中島 正裕

会員の皆様こんにちは。
7月に入り暑さも増してきました。
熱中症などに気をつけて、体調管理を行っていきましょう。
先月の東大阪の震災に続き今月も西日本での豪雨災害で多くの方が被災されました。亡くなられた方へご冥福をお祈り申し上げると共に、被害にあわれた方、関係者の皆様にお見舞い申し上げます。大きな自然災害に対しては無力さを感じてしまいますが、被災された後の協力が重要だと思います。私たちも他人事ではなくて、それぞれができる事を考えて行動していきましょう。
さて、先日開催されました6月例会、ご参加頂いたオブザーバーの皆様、お声がけをしていただいた会員の皆様もありがとうございました。雨宮委員長をはじめとするブランディング委員会の皆様、企画・準備・運営ありがとうございました。
今年度新しく作った委員会で名前もブランディング、内容も「知っていますか?知的財産権」ということで、堅くて難しいイメージがあったかと思いますが、委員会で作りこんで頂いた資料、プレゼン内容が素晴らしく、分かりやすく会員に伝えて頂けたのでないでしょうか。特許や知的財産は資源の少ない日本では今後ますます重要になってきます。
また、企業価値を知ること、知企業価値の創生・ブランディングは企業経営を行う上で考えていかなければいけないことです。今回の例会をきっかけに一人ひとりが意識して行きましょう。
今月は風間委員長率いるものづくり委員会担当の全体例会です。
例年行っていた「ものづくり体験教室」を違った角度から行います。また、青工会の先輩であります、峰岸シニア、水地シニアにご協力を頂いております。ありがとうございます。
全体例会という事で全会員が関わりを持って行う例会ですので、皆さん積極的に関わってください。分からない事が有れば、自ら聞いて行動して行きましょう。

今年度になり3ヶ月が過ぎましたが、2名の新入会員が加わっております。メルマガでも紹介はされていますが、株式会社やおきの藤本武丸君、有限会社井上油店の井上稔教君になります。2人とも年齢も若く今後の青工会活動にも大いに期待してしまいますが、まずは沢山の会員と交流を持ち、青工会活動を楽しんでもらいたいと思います。また、新たな仲間を多く迎えたいと考えていますので積極的なご紹介をお願いいたします。

それでは今月も失敗を恐れずに、イノベーションしていきましょう!!

6月例会 報告

ブランディング委員会 委員長 雨宮 大作

平成30年6月21日(木)甲府商工会議所5階多目的ホールにて、6月例会を実施しました。
「知っていますか?知的財産権」と題し、見えない知的財産について学びました。
【内容】
・ブランディングを考えるうえで知的財産権がキーとなることの説明
・山梨青年工業会の会員の中にも複数の方が知的財産権を取得されている実情の紹介
その後、下記5項目についてプレゼンを行いました。
1、代表的な知的財産権・・・特許権、実用新案権、意匠権、商標権の各権利の紹介と実例の紹介。
2、知的財産権の実情・・・国内外の知的財産権の出願件数や、どんな企業がどんな割合でどんな権利をもっているかを紹介し、なぜ企業が人、時間、金を使い知的財産権を取得するかどうかを学びました。
3、知的財産権を取得した具体例・・・会員企業の㈱ミヤザワ様の特許取得例を題材に、知的財産権の有効性を学び、そして身近に感じて頂きました。
4、知的財産権の侵害によるリスクと具体例・・・多額の賠償請求が発生すること、その知的財産権を侵害してしまう要因や、流出してしまう可能性がある事を学びました。それを、社員にも浸透させることが経営者として必要である事を学びました。
5、知的財産権に関するコンタクト先・・・必要なときに自分で調べる力が必要であり、自ら調べることが出来る方法と場所を紹介しました。
【感想】
6月例会は座学的な要素が強く、一方的な内容になってしまう事を心配していました。
だからこそ、自分たちが知りたい事を自分たちで調べ、同じ目線で、会員の皆様に説明する事を心がけました。
プレゼンが上手い下手という個人差よりも、素人である委員会メンバーが内容を理解し、それを会員に伝えたいという想いを大切に運営しました。会員の皆さんに”ブランディングの一助となる”ような学びを提供できたでしょうか?
是非自社の武器として”知的財産権”を意識してください。法的には認められていなくても必ずある”知的財産”を認識し、守ってください。
それを社員を含めた会社全体で共有してください。
それこそが”イノベーション”であると私は思っています。
6月例会を通じて自ら学ぶことの楽しさ、大切さ、それを皆に発信できる喜びを発見できました。
ブランディング委員会のメンバー、執行部・監事、委員長、協力していただいたすべての会員に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

7月例会 案内

ものづくり委員会 委員長 風間 健太

今年度全体事業の7月例会「Discovery Tours」では、企業訪問という手法を使い、ものづくりの「過程」を学び、ものづくりの技術に触れる事で、より深くものづくりを知ることが出来る体験ツアーを開催致します。
また本例会は、親子での参加ではなく、小学校5,6年生のみの参加となります。会員の皆様には、一日子どもたちと接することで、子どもの感性から新たな発見を得る事が出来ると思っています。
各委員会の皆様には、企画段階から関わって頂き、それぞれの役割を持って例会に参加していただくことになっております。各委員会担当者が中心となり、アイディアや意見を出していただき、全体事業成功へ向けて多大なご協力をいただいております。本当にありがとうございます。例会までの残された時間でより良い全体事業にするために我々ものづくり委員会頑張っていきますので、引き続き各委員会の皆様、ご協力宜しくお願い致します。
当日は、朝から夕方までの長丁場となりますが、日程を調整して頂きまして、たくさんの会員の皆様のご参加宜しくお願い致します。

1.日時 平成30年7月28日(土)
8:00 受付
8:30 開会
15:30 閉会
15:30 懇親会
2.場所 甲府商工会議所5F多目的ホール、開会セレモニー甲府商工会議所201号室
甲府市相生2-2-17
3.懇親会 佐渡屋
山梨県甲府市相生2-3-13
055-237-3108
懇親会登録料:5,000円
4.服装 薄手の長袖着用の上青工会ポロシャツ、青工会バッジ(短パン、サンダル等禁止)
5.問い合せ先 風間健太 080-4122-4139
info@souseikaken.co.jp)
※工場見学という事で、危険防止の為、長袖、長ズボンは厳守となります。夏季という事で高温が予想されますので、
薄手の物を着用してのご参加お願いします。

公開委員会「里山ハンモック」作りに参加して

向山 史朗

ものづくり委員会の公開委員会に子供2人と参加させて頂きました。11月の体験教室に向けて「ハンモック」を作る体験ができるということで子供たちも大喜びで参加しました。
多くの会員が参加する中で子供も多く、下は原監事の娘さんの2歳から上は新田監事の小学校高学年の娘さんまで幅広い年代が集まって体験ができました。ハンモック作りは大人が行っても慣れるまでがなかなか難しい作業でしたが、先生の優しい指導などもあり、全員が完成させることが出来ました(板垣さんの気持ちの強さと先生の優しさに涙がこぼれました)
当日何がすごかったかというと、うちの娘の傍若無人な振る舞いで多くの方に迷惑をおかけしたことを心よりお詫びします。とりわけ蹴られ続けた新田監事には詫びる言葉もございません。親として反省しております。ただ娘が撮りまくった写真には、参加した方々の素敵な「笑顔」の写真がいっぱい収められていたので、それは素晴らしい収穫でした。ありがとうございました。いろいろありましたが、素敵ながらのハンモックを作ることが出来て、参加された会員の皆様も満足の公開委員会だったのではないでしょうか。
11月に向けて優しい手ほどきの出来る人を増やさないといけないと思いましたが、事前に経験出来てよかったです。風間委員長を始めものづくり委員会の皆様、お疲れ様でした。また、参加された皆様も暑い中お疲れ様でした。

山梨青年工業会30周年を振り返る

30周年の活動は、昨今の不況の影響か、みな20周年の時と比べると元気が足りない中でスタートしました。余り派手に出来ないけれど、お世話になった関係者の方々にささやかながら感謝の気持ちを伝える事ができるような記念事業を行うように臨みました。

30周年 Anniversary

スローガン

ものづくりのオーケストラを目指して

スローガンは30周年の節目にあたり、立澤眞一会長の活動趣意書やものづくりの発想を常に頭の中に置いて活動していこうという初心を忘れず未来に繋ぐ想いが現れています。

山梨青年工業会平成13年度(創立30周年)役員

会長    立澤 眞一
副会長   志村 信
副会長   橋爪 千春
会計    手塚 明仁
副会計   初鹿 武仁
直前会長  井上 重良
監事    山本 敏彦
監事    窪田 敏彦
事務局長  初海 賢三

総務例会委員会
委員長   山本 誠
副委員長  飯島 浩司

先端テクノロジー委員会
委員長   横森 俊哉
副委員長  杉田 純敏

コミュニケーション委員会
委員長   花輪 武彦
副委員長  遠藤 典久

30周年実行委員会
委員長   鈴木 一郎
副委員長  古守 一康
副委員長  茂呂 哲也
副委員長  藤巻 宏基

例会

◇4月17日(火)4月例会「定期総会・懇親会」
総務例会委員会 ベルクラシック甲府

定期総会では、29年度 井上会長から30年度 立澤会長へ引き続きがスムーズに行われ、30周年という節目の年度がスタートしました。懇親会では、余興としてビンゴゲームを行い会員全員に商品が渡るようにし、楽しく盛り上がることができ素晴らしいスタートとなりました。

◇5月23日(水)5月例会「ビジネスショー2001TOKYO視察」
コミュニケーション委員会 東京ビッグサイト

東京ビッグサイトで開催された、ビジネスショウの視察を行い、IT会社の戦略的活用を学びました。

◇6月12日(火)6月例会「歴史に見る人間学」
30周年実行委員会 甲府商工会議所

学研PAL派遣講の安田信義氏を招き、孫氏の兵法等、古代中国における有名な人物の組織論やリーターの哲学等を現代の組織や経営に当てはめて講話して頂き、歴史に見る人間学を学びました。

◇7月10日(火)7月例会「委員会活動の発表」
先端テクノロジー委員会 甲府商工会議所

複数回行ってきた委員会活動の一部を委員会メンバーがそれぞれ行ってきたことを会員の皆さんに発表しました。

◇8月25日(土)~8月26日(日)8月例会「家族親睦例会」
コミュニケーション委員会 清里 高根荘

会員家族の親睦を深める事、日頃留守が多い父親と子ども達が、もの作りをすることで親子の絆を深める事を目的に一泊二日の宿泊例会が行われました。

◇9月11日(火)9月例会「ホームページ制作と30周年記念品の制作」
総務例会委員会 甲府商工会議所

青年工会のホームページの充実を目的として、会員のHPを作成する為、委員会メンバーのHPを作成し、発表を行いました。記念品については、試作品(灰皿)を会員の皆さんに見てもらい、意見を頂きました。

◇10月9日(火)10月例会「役員選出と記念式典について」
30周年実行委員会 甲府商工会議所

会長候補は、30周年式典までに、立澤会長に、決定して頂く事で一任をしました。また式典当日の一連の流れを説明し、タイムスケジュールに従って会員の皆さんの役割分担を決めました。

◇11月18日(日)11月例会「30周年記念式典」
30周年実行委員会 アピオ

式典では、来賓のお祝辞を頂いた後、横森先端テクノロジー委員長より活動報告があり、全体写真撮影後、廊下に展示してある活動成果を見学しました。
懇親会では、小俣会員の琴の生演奏、福引や鶴田会員のオークション、青工会バンドの演奏など、会員手作りの余興を披露し楽しんで頂きました。

◇1月15日(火)1月例会「モバイル業界の展望」
コミュニケーション委員会 甲府商工会議所

株式会社NTTドコモ山梨支店法人営業部岡田本部長をお招きし、携帯電話の普及からiモードサービスの現状、迷惑メールの対処、事務所のおけるiモードの利用法、次世代携帯電話FOMAの概要などモバイル業界の展望を語って頂きました。

◇2月12日(火)2月例会「自動位置決め機のデモ 焼肉苑開業について」
先端テクノロジー委員会 甲府商工会議所

自動位置決め機「きめ蔵クン」のデモを行うため、マシニングセンターやジグを使用して加工している部品をサンプル数値入力して、デモ加工を行いました。
全くの異業種である飲食店を開業した志村副会長にフランチャイズ制や金銭面など大変詳しいお話「焼肉苑開業について」を講演していだだきました。

◇3月12日(火)3月例会「臨時総会・納会」
執行部・総務例会委員会 甲府商工会議所・中華レストラン「華林」

臨時総会では、立澤会長より一部規約改正と活動趣意書の説明がなされ、会員の賛成を頂きました。また次年度の役員・予算・事業計画を決定し、無事引継ぎが行われました。
納会では、会場を中華レストラン「華林」としほぼ会員全員参加しました。納会中盤に「プロジェクトX」をテーマに、小関作家の「ものづくりの時代、町工場の挑戦」の本を資料として、活発に意見交換を行いました。

平成13年4月17日時の会員数

会員38名
賛助会員2名
合計40名

こうしてみると、17年前の山梨青年工業会は、現在の会員数よりも半数と少なくまた各委員会の副委員長が1名で1人少なく、実行委員会の副委員長が3名と逆に1名多かったりしたので、会員の活動が大変だったのではないかと思う反面、会員同士の関係がより親密だったのかなと思いました。

平成13年10月1日時の山梨県の人口、世帯数
人口 :889,808 人
世帯数:312,044 世帯

2001年度の日本・世界の出来事

2001年度(平成13年度)は、21世紀が始まった年で、年明けから1985年の国際科学技術博覧会(つくば‘85)にて投函された300万通以上に及ぶ「ポストカプセル郵便」が配達されました。その新たな世紀になった2001年度は、何があったのかというと・・・

◇国内
・東京ディズニーシーグランド開園
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン開園
・小泉内閣発足
・日本の皇室にて愛子内親王誕生
・国内で初の狂牛病発症
・家電リサイクル法施行
・JR東日本の新タイプ定期券「Suica」登場
・湘南新宿ライン運転開始
・埼玉スタジアム完成
・札幌ドーム完成
・付属池田小事件発生。小学校に男が乱入し、児童8人を殺害
・明石花火大会歩道橋事故が発生
・野依良治が日本人で2年連続ノーベル化学賞を受賞
・雪印牛肉偽装事件が発生
・アニメ映画「千と千尋の神隠し」が記録的なヒット
・サッカーくじ「toto」発売
・中央省庁再編(1府12省庁)
・ETC導入

◇海外
・アメリカ同時多発テロ事件
・米英を中心とした連合諸国がアフガニスタンのタリバン政権に対して空爆
・ウィキペディアが発足
・米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を引き下げ
・欧州中央銀行(ECB)が利下げ
・中国が世界貿易機関(WTO)に加盟
・インド西部地震が発生。死者2万人
・Google画像検索のサービスの開始
・第27回主要国首脳会議(ジェノバ・サミット)開催
・シベリア航空機撃墜事件
・iPod発表

と主なものとしては、こんな感じです。世界を震撼させたアメリカ同時多発テロ事件が起き、今な国際問題でもある、国際テロ組織「ISIS」に繋がる大変大きな出来事があり、また普段私達が活用している便利なシステムが導入された事とか、改めて勉強になりました。

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