例会

平成27年度11月例会 「親子ものづくり体験教室」報告

11月例会写真④
これまでの親子ものづくり体験教室が、完成形の存在する目に見えるものづくりだとするならば、今回は完成形を自分で判断する目に見えにくいものづくりであったと思う。仮に前者がハードで後者がソフトだとするならば、ものづくりにはハード、ソフト両面のバランスが肝心であることは明白である。
青工会の会員構成に目を転じれば、ソフトを扱う会員が増加の一途を辿っている昨今、今後のものづくり体験教室の方向性について一石を投じることができたのではないかと考える。
また、二人の外国人アーティストの参加は、この体験教室に我々が真剣に臨んでいるという真摯な態度を醸成することにも一役買ってくれたのではないか。ちなみにお二人からは、「参加者が多く皆真剣であったことに驚いた。」、「オープンな雰囲気が楽しかった。」との感想をいただいている。
大沼個人としてはイベント終了後に様々なご意見をいただき反省すべきところが多くあったのは事実だが、それ以上に子供達の真剣なまなざし高い集中力に触れることができ感激している。更に、はにかみながらピーターとクリスに話しかけたいという子ども達の心の動きに触れ、過去の自分と対話(シャイボーイだった大沼少年は外国人と話をしたいくせになかなか話しかけられずにいた)しながら彼らの後押しをすることができたのは最大の喜びであった。やはりこんな活動が好きで楽しいのだと再確認させていただいた。
おしまいに、今回の体験教室にご協力いただいた全ての皆様、完成した作品を手に、「宝物にするね!」といってくれたキミたちに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

絆・ネットワーク委員会 委員長 大沼美洋

11月例会写真③

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