〜 山梨県の技術屋ネットワーク 〜
技術屋ネットやまなし
by 山梨青年工業会
 


  TOP >> 例会について >> 2009年9月例会報告


2009年9月例会報告


名称 : 9月例会「決算書の読み方と活かし方」

日程 : 2009年9月16日(水)

場所 : 甲府商工会議所 501号室 多目的ホール

担当 : 経営能力向上委員会



















平成21年9月16日(水)甲府商工会議所501号室多目的ホールにおいて9月例会を行いました。9月例会では、年頭に掲げた経営能力向上委員会の基本方針である「経営者としての資質向上の追及を行う」に沿って『決算書の読み方と活かし方』を主題にしました。数字で表現される自社の成績表や健康診断表ともいうべき決算書の説明を架空の会社を通し寸劇を取り入れながら解り易く行いました。寸劇は委員会メンバー15名全員が関わり、決算書と言うハードなテーマをソフトタッチに見せることで会員の皆様に、より自然に興味を持って頂ける様に演出を行いました。

佐野会員の司会により例会を開始。古守副会長よる開会宣言。金丸(晃)会員による活動趣意書唱和。飯島会長より会長挨拶を頂きました。委員長挨拶の後、開演。寸劇は3部構成で行いました。

  • 第1章「損益計算書について(ジャムおじさんの憂鬱)」・・・20分
  • 第2章「変動損益計算書について(ジャムおじさんの改革)」・・・30分
  • 第3章「演習問題(ジャムおじさんの気付き)」・・・60分

第1章では、損益計算書を掘り下げて説明をしました。売上総利益、営業利益、経常利益、税引き前当期純利益、当期純利益の5つの利益があると言う事を説明しました。第2章では、損益分岐点売上高を学び、損益計算書の経費を変動損益計算書の形式に組み替える事により、経営者にとって有益な数字として把握することが可能と説明をしました。第3章では、変動損益計算書を基に演習を行いながら利益を出す為の3つの原則(@売上高自体を上げる。A限界利益率を高める。B固定費を少なくする。)を理解して頂きました。問題演習の回答では渡辺会員、茂呂(彰)会員、オブザーバーの渡辺さん、茂呂委員長、若尾会員より回答を頂きました。

寸劇最後に委員長よりお礼の言葉を述べ、寸劇のキャスト紹介を行いました。キャスト紹介の中では感極まって「涙」と言う場面もありましたが成果の表れではなかろうかと実感しました。経営能力向上委員会より会員の皆様へプレゼントの言葉「思考が変われば行動が変わる!行動が変われば習慣が変わる!習慣が変われば成果が変わる!行動なくして変化なし!実践なくして成果なし!まずは行動を!」と声を高らかに合わせ唱和し、寸劇が閉幕しました。

今回の9月例会では出席率が非常に高かった事を考えると、決算書について関心の高さ、そして会員の皆様に経営能力向上委員会はどんな事をするんだろう?と、より興味を持たせる事が出来た成果だと思います。そして何よりも私達委員会メンバーが一致団結した事により9月例会を気持ちよく終えることが出来たと思っています。我々経営能力向上委員会はやるからには徹底的にやろう!と各自創意工夫が生まれメンバーが一丸になり寸劇練習を行いました。毎回の練習は翌日を跨ぐ0時を越えておりました。そこで芽生えた事は「団結力」です。団結力とは、一つの目標に向かって前進する力です。ラグビーでも「"One for all, all for one." 一人はみんなのために、みんなは一人の為に」とよく言います。集うみなさんの一人一人が、それぞれみんなの為になる。素晴らしい事だと実感致しました。監事講評では峰岸監事より今回の9月例会は「青工会の長い歴史の中で、これだけ一丸になれている委員会は過去にありません」と感動ある御言葉を頂き感無量になりました。寸劇キャスト一人ひとりの温かい前向きな強い姿勢があったからだと思います。また今年度卒業生である川崎会員とこの様な寸劇例会が出来た事は一生忘れる事のないかけがえの無い大切な思い出となりました。また、配布したテキスト資料を穴埋め記入形式で行う事により会員の皆様にも9月例会へより興味を持って頂き、例会が運営出来たと事と思います。更に、博士役の田原会員のあっさりとした卓越ある解り易い切り替えトーク術は素晴らしいものがありました。飯島会長や秋山副会長、若尾会員、金丸(晃)会員も寸劇に急遽参入して頂き会場を盛り上げて頂きました。ありがとうございました。

私はこの9月例会を通して我々経営者は決算書をしっかりと把握する事で事業の業績をタイムリーで認識し、企業の発展または、業績アップを構築しなければならないと再認識する事が出来たと思います。

今回の9月担当例会を成功させるにあたり幾度と無く議論を重ね理解を頂きました執行部を始めとする役員の皆様。最後の最後まで挫折する事無くやり遂げて頂いた経営能力向上委員会14名「川崎会員、中村会員 峰岸監事、堀内副委員長、小松会計、細川会員、田畑副会計、佐野会員、田原会員、長田守礼会員、風間会員、長田耕一副委員長、長沼会員、志村会員」の皆様。例会へ出席をして頂いた会員の皆様。多くの皆様の御理解と御協力を頂きながら今回の例会を無事終えることが出来ました事を心より厚く御礼申し上げ報告書とさせて頂きます。

経営能力向上委員会 委員長 雨宮康順





TOP・参加企業カテゴリ
| 山梨青年工業会とは | Topics! | 会長挨拶 | 今年度事業政策 | 今年度役員 | 例会について | 委員会について |
| 青工会メールマガジン | 会員名簿 | 会員募集 | 会員専用ページ | リンク | サイトマップ | Eメール |

- 技術屋ネットやまなし © 2004 山梨青年工業会 -