5月例会は、今年度のスローガンである「風林火山」にちなんで、武田家にゆかりのあるお寺「円光院」の住職、武田浩而殿に講話をしていただいた。
夕暮れ時、あいにくの曇り空であったが、定刻の19時ちょうどに、村松副会長の開会宣言により「円光院」の本堂において例会を開始した。
厳粛な雰囲気の中、通常の例会とは違った趣で、花田事務局の司会進行により、飯島会計の活動趣意書唱和、会長挨拶と続いた。今回「円光院」を紹介してくださった峰岸直前会長の講師紹介の後、武田住職の講話が始まった。
講話は、まず「禅とは」ということで、禅と茶道とのつながりなどを聞き、その後、とても貴重な円光院所蔵の昭陰老師の「富士」の書などを見せていただいた。それから梶浦逸外書の「耐える」から引用し「窮して変じ、変じて通ず」という言葉から、窮するときが一番大切であるという事を話していただいた。「困ったらしめたと思え」とも教わった。また、青工会の皆さんには「大志」を抱いて欲しいとも助言していただいた。
最後に、各々が「無」の境地を目指し座禅を組んだ。
その後、例会セレモニーとして、依頼報告事項、誕生祝い、杉田監事による監事講評と続き、田中副会長の閉会宣言により、例会は終了した。
ご参加ありがとうございました。
事務局 花田 智
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