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平成１８年度の年頭にあたり、謹んでご挨拶申し上げますと共に、皆様のご健勝とご繁栄を心よりお慶び申し上げます。日頃から皆様方におかれましては、山梨青年工業会の活動に対し、多大なるご理解とご支援をいただき、誠にありがとうございます。謹んで御礼申し上げます。
さて山梨青年工業会も今年で３５周年を迎えます。３５年という歴史は、これまで卒業されたシニアの先輩方が築いてきた礎の上に、われわれ現会員が、更なる「飛躍」という石垣を築き上げていかなくてはならないという使命を背負っております。この意義ある年度に会長職を務めさせていただくというのは誠に名誉なことであり、また責任も重く感じている次第であります。
今年度のスローガンは「風林火山」といたしました。疾風のように行動するかと思えば、林のように静まり返る。燃えさかる火のように襲撃するかと思えば、山のごとく微動だにしない。
『故ニソノ疾キコト風ノゴトク、ソノ徐カナルコト林ノゴトク、侵掠スルコト火ノゴトク、動カザルコト山ノゴトク』
（守屋洋「孫子の兵法」より）
現代の混沌とした社会を「正」と「奇」、「静」と「動」の組み合わせを巧みに使い、勝ち残る・・・。我々山梨青年工業会が、この言葉の意味を理解し、勝ち残っていけたらと思っております。
サブテーマ『個々を磨き、その「力」を集結しよう』は、山梨青年工業会の永遠のテーマである、「自己研鑽」と「自助努力」を再確認し、そしてその個々の「力」を集結し、新しい何かを創造したい・・・という私の願いでもあります。会員相互の連携のもとに、有益な情報交換、異業種交流などを更に推進し、自己研鑽・自助努力に努め、各会員企業の資質向上に絶えざる努力を重ねてまいりたいと思っております。当会は様々な業種の会員が交わりあう事ができる会です。その力の集結により新しい何かが生まれたら・・・素晴らしいことだと思います。
最後になりますが、山梨県、甲府市をはじめ関係機関の皆様、また事務局を置かせていただいております甲府商工会議所様、温かい目で見守って下さるシニアクラブ会員の皆様、更なる親交を深めている昭島青年経営者クラブの皆様におかれましては、今後ともより一層のご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
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