〜 山梨県の技術屋ネットワーク 〜
技術屋ネットやまなし
by 山梨青年工業会
 


  TOP >> 会長挨拶 >> 平成15年度 会長挨拶


ご挨拶



スローガン 「さらなる発展・新たな挑戦」





平成15年度会長  志村 信


 1971年に甲府市とその周辺地域で機械金属工業に携わる地場中小企業の若手経営者や後継者が自己研鑽の一助にすべく設立された本会も、山梨県、甲府市、甲府商工会議所、及びその他の関係機関、諸団体の皆様の暖かいご指導とご援助をいただき32年を有する歴史のある会に成長致しました。設立準備委員会より初代会長に指名を受けた鈴木英太郎会長が初代受諾の条件として「より多くの会員が寄り多くの経験をする機会をつくる為、会長の任期は1年とし必ず交代すること」を規約に加え、以後32年間継続されています。個性溢れる会長が毎年誕生して、その独自色を発揮し会は発展して参りました。第30代立澤眞一会長、第31代鶴田一雄会長の名を受け第32代会長の大役を務めることになりました。

 手塚治虫が日本中の子供達に夢を与えた「鉄腕アトム」の誕生日は2003年4月7日です。1951年に手塚治虫が描いた2003年4月7日は今日の様であっただろうか?

 ソニーがアイボを作り、ホンダがアシモを歩かせ、松下電器のパナサートは1分間に800個の部品を基板に打ち込むスピードを持ち、インターネットにより情報は瞬時に世界を駆け巡り、テロと報復が増進されて繰り返され...。手塚治虫が次に描く50年後のロボットは、ただ笑顔で握手や抱擁を求める母親のようなロボットではなかったでだろうか?山梨青年工業会は幅広い業種の若手経営者、後継者の集まりであり常に5年後、10年後、50年後、のアトムを個々自分の中に想い描き続けなければなりなせん。その為に山梨青年工業会のさらなる発展が必要になり、新たな挑戦が必要になるのです。

 未曾有の不況だという。街には物や車が溢れ、流行ブランドのカバンや時計が飛ぶ様に売れる。20代の若い世代が定職に就かずフリーターで生活する。働き盛りの男性の自殺者が過去最高を更新中。戦後の日本は私達の祖父母、父、母の努力や辛抱によって、世界の歴史の中でも類を見ないスピードでの復興と経済発展を遂げました。私達の世代は、その発展が満ち溢れる時代に生まれ育ちました。全ての物が不足している時代から、物が溢れ余る時代に、過剰なまでの「物欲」を生み、尊い「感謝」を捨てて、不満が先行してしまう。私達が若者らしく正々堂々と勇気と情熱を持って、今こそ一石を投じなければなりません。青工会においては、メリットは与えられるものではなく、自らがつかみ取るものなのです。

 1981年3月18日、甲府商工会議所の新入社員研修に参加させて頂いた3日間のレポートに記してあります川名正晃先生のお話しを今一度なぞりまして挨拶をさせて頂きます。

 「青年でなくなる...とは何であろうか。意欲、理想、創造の力を失った時、そして子供のように知を求める努力を失った時、人は青年でなくなった...というべきである。」





| 設立趣意書 | 活動趣意書 | 会歌 | 規約 |





TOP・参加企業カテゴリ
| 山梨青年工業会とは | Topics! | 会長挨拶 | 今年度事業政策 | 今年度役員 | 例会について | 委員会について |
| 青工会メールマガジン | 会員名簿 | 会員募集 | 会員専用ページ | リンク | サイトマップ | Eメール |

- 技術屋ネットやまなし © 2004 山梨青年工業会 -