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ご挨拶



スローガン 「Action and Progress」

       〜新時代へ Something New〜





平成14年度会長  鶴田 一雄


平成14年を迎え、30周年立澤会長の命を受け山梨青年工業会第31代会長の大役をつとめる事になりました。30周年の歴史を受け継ぎ、31年目青工会として今後進むべき方向性を模索しながら新しい何かを発見していかなければなりません。1971年我々の大先輩数人が発足して設立された山梨青年工業会、当時戦後の経済成長が行き詰まり円の変動相場制移動、オイルショックなどの日本経済が混沌とする中で甲府地区の機械金属業界に携わる若手経営者を中心に団結し、経済経営の諸問題や親睦を深めつつ自己研鑽の一助としたいと誕生した会であります。

2002年、31年目を迎えここ数年いつ終わるともわからない経済不況、デフレ、戦後最大の失業率、産業の空洞化等々、我々経営者を取り巻く環境はさらに厳しい状況下におかれている次第であります。設立当初の目的は、ある時期達成され山梨の機械金属業界にも明るい兆しが見えた時期もありましたが、この所の不況はまさに青工会存続の危機にひんしていると言っても過言ではないと思います。こうした中で若い私達の英知、正義、そして活動力を結集し現在の経済状況を正しく見つめ、未来へ進むべき道を見定める事の出来る目をしっかり養って行きたいと思います。そして経営者としての質の向上に努め低迷した景気を少しでも動かし、元気あふれる青工会の実現に向け頑張って行きたいと思います。

スローガンは『 Action and Progress 』(行動と進歩) 〜新時代へ Something New〜 まさにこのスローガンの通り何か行動をおこし一つでも進歩して行きましょう。新しい発見があるかもしれません。

「人間の一生は、毎日毎日一枚ずつのレンガを積み上げて行く様なものだ いのちと言う自分のレンガを、何処に置くかは自分の好きです。自分のレンガですから 何処へ置いても自分の勝手です。しかし一度置いてしまったレンガは絶対に動かない。永久に動かす事が出来ない 置いたらそのまま そしていままで積み上げて来たレンガを私達は具体的に手で触って見る事は出来ません。しかしです 見えないからと言ってレンガを積み上げて来たと言う事実は、消えた訳ではありません。そしてまた昨日まで積み上げて来たレンガの上に今日のレンガを置くのです。昨日まで置いて来たレンガに続けて今日のレンガを置くのです。どんなにまずく積んでしまったレンガでも昨日(そこ)に続けて積む以外に今日のレンガの積み場はないのです。まずいからと言って昨日に離して全く別な場所に積む訳には行かないのです。」 (『しあわせはいつも』 相田みつをより )さて31個目の青工会のレンガは・・・。





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