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ご挨拶



〜30th Anniversary〜

スローガン 「ものづくりのオーケストラを目指して」





平成13年度会長  立澤 眞一


『なぜ人間はロボットを作るのか、なぜ人間は機械に人間のやる仕事をさせるのか、その訳はわかりません。でも人間は大昔から自分達に似た代用の生きた人形を欲しがっていました。ある時代には、からくり人形が作られ、そして、ある時代にはマジック・ハンドや電子頭脳が作られました。そしてロボットの生まれる時代は少しずつ近づいていたのです』(『鉄腕アトム』誕生の冒頭の言葉より)。1951年(昭和26年)今から50年前、手塚治虫は、来るべき21世紀にこんな夢を抱き、『鉄腕アトム』を描いたそうです。

『鉄腕アトム』誕生から20年後、変動相場制移行、オイルショック、円高不況等、混迷を続ける経済情勢の続く1971年( 昭和46年)11月18日、山梨青年工業会は設立されました。そんな時代に、「空を越えて、星の彼方、行くぞ!アトム」この歌を口ずさみながら私達は育ちました。

そして、2001年。当会は、設立30周年の節目の年を迎えました。会員、シニア会員、家族はもとより、これまで多くの皆様に支えられて存続してきました。会員の対象も「甲府地区の機械金属業界に携わる若手経営者」から「山梨県内の工業関係に携わるもの」へ、さらに「当会の目的に賛同するもの」へと幅広い業種の若手経営者、後継者の集団へと変化していきました。しかし、当会の目的は、設立趣意書にある通り、社会への奉仕活動ではなく、自己研鑽と情報交換、親睦であり、すべて自主財源(会費)によって運営されていることに変わりはありません。

平成11年11月の国会において、38年ぶりに中小企業基本法が改正され、中小企業保護・共存共栄施策から、やる気のある企業・起業家の育成支援へと、経営革新推進施策に矛先が向けられることとなりました。規制あるゆえに廃業せず事業継続できた時代から、廃業を促し、新規開業を増やすことで市場経済の活性化を図ろうと、日本の新世紀が動き出しました。IT革命、環境、福祉、教育、行政合併問題等、多くの問題が直接私達の事業に影響を及ぼしてくる時代に背を向けることなく、同世代の異業種の仲間から、旬の情報を交換し、自力で判断し、活路を見出していかなければなりません。そして、自分の仕事に誇りと自覚を持ち、資質向上に励み、ものづくりの発想を常に頭の中に置いて活動する、"ものづくりのオーケストラ"を目指して、シニア会員、家族、関係各位に感謝し、『心に残る青工会30周年』を実現させましょう。

手塚治虫が想い描いた『鉄腕アトム』。2003年に、アトムも生まれることになっているのだから。





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