スローガン
一隅を照らす
~できることを できるだけ できるかぎり~
令和4年度 第51代会長 前田 晋吾
このたび山梨青年工業会第51代会長を仰せつかりました前田晋吾です。
会員の方へ
今年度のスローガンは「一隅を照らす」としました。この言葉は、天台宗を開かれた伝教大師最澄が書かれた『山家学生式』の冒頭の文章からいただきました。本来の意味は、専門家の方の説明が必要ですが、山梨青年工業会のスローガンとしては、我々ひとりひとりの持ち場で我々ひとりひとりが全力を尽くすことで、山梨青年工業会全体が輝き、世界によい影響を与えるのだという意味を込めました。
そして、これは単なる掛け声ではなく実践目標であるべきだと考えています。これを確実に実践するための「仕組」として
- 山梨青年工業会を将来にわたって継続していくうえで必要不可欠な役割の責任者を会員ひとりひとりに担ってもらうこと
- 有志での例会をおこなうこと
- 例会準備に終始しない委員会活動を行うこと
- 若手事業家としての責任と自覚と誇りを持つこと
- 常に自己研鑽に励むこと
- 会員相互の親睦と連携を図ること
- 情報を共有すること
- 山梨の産業振興の一翼を担うこと
- 輝ける未来に向かってともに活動すること
といたしました。ぜひ楽しくお付き合いください。
またサブタイトルは「できることをできるだけできるかぎりに」としましたが、これはぬるま湯につかって過ごしましょうという意味ではなく、自分の限界に挑戦し常に今の全力を尽くそうという意味です。ご自身が事あるごとに「これが私のできるかぎりのできることなのか?」と問いかけていただくとありがたいです。
今回の新型コロナウイルス感染症での改めて感じたものの一つに、世界はとても密接につながっていて、何がどのような影響をもたらすかを完全に予測することはとても難しいということです。昔から「風が吹けば桶屋が儲かる」と言われてきましたが、その因果関係を把握することは、今の世界ではもっと難しくなっています。
だからこそ、完全な予測が難しい世界で我々が自信をもってできることは、我々の持ち場で、我々ができることを全力でやることだけなのではないかと思っています。その結果は、すぐには出ないかもしれませんし、逆に一瞬で結果が出るかもしれません。また、その結果に見えるようなものも、何かの途中経過に過ぎないのかもしれません。そのようなものにだけ一喜一憂するのではなく、着実にできることを積み重ね、気が付いたら素晴らしいことになっていたねというのが私の理想です。数年後に振り返った時、この1年間が皆さんにとって輝きの溢れる時間であったと思ってもらえるように頑張ります。
これから会員になってくださる方へ
我々、山梨青年工業会は、
を活動の基本としています。
それを受けて、会長が毎年の活動の方向性を表すスローガンを定めます。今年度のスローガンは「一隅を照らす」としました。この言葉は、天台宗を開かれた伝教大師最澄が書かれた『山家学生式』の冒頭の文章からいただきました。本来の意味は、専門家の方の説明が必要ですが、山梨青年工業会のスローガンとしては、我々ひとりひとりの持ち場で我々ひとりひとりが全力を尽くすことで、山梨青年工業会が輝き、その先の世界によい影響を与えていこうという意味を込めました。
この活動趣意や今年度のスローガンに共感してくださり、一緒に世界を変えたい、自分をもっと磨きたいと思う方は、ぜひ山梨青年工業会にご入会ください。一緒に活動できることを楽しみにしています。