8月例会「伝統文化に触れ合おう」が令和元年8月22日（木曜日）に甲府商工会議所201会議室と5階多目的ホールにて開催されました。

総務委員会の向山副委員長より、本例会の趣旨説明の後
山梨県立博物館学芸員である丸尾依子様を講師にお招きし、「山梨の道祖神祭り」と「幕絵」について講演をして頂きました。
その中で現在も道祖神祭りが行われておりますが、明治5年（1872年）甲府道祖神祭りは突然に廃絶されました。山梨県令土肥実匡（1827年～1900年）により「道祖神祭礼取締」の通達あった事で甲府道祖神祭りが無くなった事を知りました。もしこのような通達が無ければ現在はもっと大きな祭りとして地域が盛り上がっていたのではないかという意見が会場の中より出ておりました。
講演後、廊下に展示された本物と同じサイズの幕絵を江戸時代当時と同じような見せ方を味わう為暗くした廊下をスマホライトや提灯で照らしながら見ました。
とても雰囲気のある体験をさせて貰いました。

鑑賞後、参加者全員で5階多目的ホールにて山梨青年工業会の下書きされた幕絵に色を塗りました。

例会時間内では完成しませんでしたが、今後時間を調整しながら完成させます。
完成後、本年12月末より大神宮祭（2月8日）の期間に甲府アーケード街に展示されます。
是非完成品を見に来て下さい。

閉会セレモニーにて入会式が行われ新しい仲間が増えました。
普段出来ないような事が出来るのがこの山梨青年工業会だと鈴木は思います。
是非多くの方に見学して頂き、会の良いところを感じて頂きたいです。