例会

平成30年度6月例会「知っていますか?知的財産権」報告

平成30年6月21日(木)に甲府商工会議所 5階多目的ホールにて6月例会を開催しました。
担当するブランディング委員会とは今年度設立された、山梨青年工業会 中島会長肝いりの委員会です。

今回の事業名「知っていますか?知的財産権」では、経営者であり社会人として知っておくべき「知的財産権」という法で定められた権利を学び、目には見えない身近にある知的財産というものを意識しましょうという例会でした。

雨宮大作 委員長の趣旨説明から例会内容は始まりました。
・ブランディングを考えるうえで知的財産権がキーとなること
・山梨青年工業会の会員の中にも複数の方が知的財産権を取得されていること
などなど

その後に5項目の学びが有りました。
代表的な知的財産権・・・特許権、実用新案権、意匠権、商標権の各権利の紹介を実例を合わせて行いました。
知的財産権の実情・・・国内外の知的財産権の出願件数や、どんな企業がどんな割合でどんな権利をもっているかを紹介し、なぜ企業が人、時間、金を使い知的財産権を取得するかをを学びました。
知的財産権を取得した具体例・・・会員企業の㈱ミヤザワ様の特許取得例を題材に、知的財産権の有効性を学び、そして身近に感じることが出来ました。
知的財産権の侵害によるリスクと具体例・・・多額の賠償請求が発生すること、その知的財産権を侵害してしまう要因や、流出してしまう可能性は近くにあることを学びました。それを、社員にも浸透させることが経営者として必要である事を学びました。
知的財産権に関するコンタクト先・・・必要なときに自分で調べる力が必要であり、自ら調べることが出来る方法をご紹介致しました。

以上の学びの後、チェッククイズでは合計8問による要点をおさらいいたしました。
ブランディング委員会が知的財産権を取り上げた理由の全てがここに凝縮されていました。
例えば特許において、その発明が従来から公開されていた技術ではない先行技術である新規性が重要な事や、ジェネリック医薬品を例に挙げ「知的財産権」の存続年数には期限があるが、その理由は権利期限後の発明や技術は権利者に独占されるよりも、誰もが使えるとした方が産業の発展につながる。という考えに基づくものだと学びました。

私たちは幾つになっても勉強出来ます。
現代社会に活きる勉強を山梨青年工業会では得ることが出来ます。

是非、例会へ参加して一緒に自己研鑽しましょう!

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